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2006-08-01 Vol.03 タンブラーを外に。


写真1 タンブラー全体像

写真は、作業場から始めて外に出したタンブラーです。
先週はよい進展がありました。メルボルンから届いたシボレー454ビッグブロックエンジンと 用意されていたターボ400ギヤーボックスを早速タンブラーへ試着させ、 ギヤーボックスの搭載作業へと進みました。タンブラーのエンジン(7.4リットル)は通常とは違い、 反対向きに搭載されます。ギヤーボックスとVドライブユニットとの並びを調整させる為に、 Vドライブユニットは前方へ移動させます。Vドライブユニットからリヤデフまでドライブシャフトを通すのに シャーシに少々手を加えなければなりません。写真でもご覧いただける前・後のサスペンションは稼動する状態です。 またこの時シャーシタンブラーがはじめて日の光を浴びました。

写真02
写真03
写真04

前輪は試着させてあるだけで、ステアリングシステムが完成していない為、左・右に曲がれません。 ステアリング部品は現在別のパーツ工場で作製されています。今から10−14日ほどで完成するそうです。 この部品を装着すればステアリングを切ることが出来るようになります。 来週はフロントのサスペンション周りのリサーチも予定しています。タンブラーのステアリングが正しく切られるように、 主にキングピン斜頸やステアリングの構造上の幾何学に関する事を調べます。現在グラント氏がそれに関する色々な資料に目を通しています。
前輪のブレーキディスクも同様に試着してある状態です。後輪のブレーキディスクが丸見えなのは タイヤの内側リムがまだない為です。タンブラーの後輪には合金製リムを使用します。もう10日ほどでアメリカから届くでしょう。

 次回の更新まえの作業としては写真のタンブラーから一度エンジン・ステアリングラックやリヤデフなどを一度全て取り外して 鉄の骨組みだけの状態にした上、車体をひっくり返して車体シャーシ下部分の溶接を完了させます。以前説明したかもしれませんが、 別の骨組みのみで走るタンブラーも一度全てを取り外してシャーシに強化用コーティングや溶接を施したそうです。

  タイヤを搭載することが出来たタンブラーのサスペンションをテストした結果、 タンブラー特有のてこタイプの前輪のサスペンションは期待通りのすばらしい働きをしています。また、車体全体の角度やサイズを計った所、 映画のものと一致している事が確認できました。

 今の車体を見ただけで「タンブラー」と判る所まで来ることが出来たのはとても喜ばしい事です。 我々の工場に来る人も作業中の車体を見てすぐにそれが「タンブラー」だという事に気づきます。

敬意を込めて。

ゴードンへイズ/グラントホグスン


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