那須PSガレージ-遊びゴコロ溢れる大人のエンターテイメントスポット

那須PSガレージは、スーパーカーやムービーカーを展示するカフェ・レストラン。車のデザインにこだわりを持っているという風間トオルさんが、 那須PSガレージを訪れたようすをレポート!

Writing/Kyoko Tagawa Photographer/Nobuyuki Ando(eyes*)
Design/Masakatsu hyodo(hyodo design)

遊園地に来みたいにワクワクする

「わあ。すごい!すごいね!」と、一歩足を踏み入れた途端に興奮気味の風間さん。
「こんなにいっぱい車があると思わなかった。 ワクワクしますね。遠足に来みたい!」。 広々とした空間に、世界中から集められた名車がズラリと並ぶようすがお気に召したようだ。 あまりのグッドリアクションに突っ込みを入れると、 「自分では凄く感動しているつもりなのに、いつもは、周りから反応がないっていわれるんだよね。じゃあ今日はかなり心が動いたんですね」と、 少し照れたよう。取材した日は、16台の車と7台のバイクを展示中。 風間さんが、最初に興味を引かれたのは映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に登場したデロリアンだ。

風間さんは、自宅で観るものを併せれば、年間100本近い映画を観るという映画好き。 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で活躍するデロリアンにもあこがれていたそうだ。
「『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は、映画館で観たんだけど、 実は細かいストーリーはほとんど覚えてないんだよね(笑)。でも、ストーリーの記憶はさだかじゃないんだけど、 (車を)一目見たら、あ、あの車だ!って思い出したんですよ。 デロリアンに乗って未来と過去を行ったり来たりできるっていうのに、 すごい憧れて、そんな夢が叶ったら最高だよね」目を輝かせながら話すようすはまるで、少年のよう。

車のデザインにはこだわりがある風間トオルさん

デロリアン インターセプター
映画で一躍有名になったデロリアンは、DMC(DELOREAN MOTORO COMPANY)という会社が作った 唯一の車 このインターセプターを始め、展示車両はすべて実走可能。ほとんどの車はナンバーも取得している。

何歳の時に『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を観たのか聞いてみると 「もう20代中半で、大人になってましたね。 でも、大人なんだけど子ども心をくすぐられた、そういう映画だったなあ。今日ここに来てデロリアンを見られたから、 映画を観たときの気持ちに戻っていくような感じになったよ」と懐かしそうな目で語ってくれた。

さらに、『マッド・マックス2』で砂漠を疾走するシーンが印象的だったインターセプターにも、 「これはマッド・マックスに出てた車だよね。車の中も映画どおりに作りこんであってすごい!車のデザインも好きだなあ。こういうの好きなんですよ」とご満悦。 この日は、新しく展示がスタートする『ナイトライダー』でお馴染みのトランザムをお披露目。 『ナイトライダー』は観たことがないという風間さんだが、 「一目見たら只者じゃないと思ったんだ。すごいよね、空を飛びそうだよ。ハンドルとか運転席とか、 ジェット機のコックピットみたい。フロントの赤いランプが光るのもカッコイイ!」と、 この車もお気に入りの車に仲間入り。「今日はこの車に似合いそうなサングラスも持ってきたんだ」と撮影現場でもご機嫌だった。

ムービーカーを堪能したところで、他の車にも目を向けた風間さん。 乗りたい車があるか聞いてみると「乗れたら、たまんないですね〜。どれも乗ってみたい(笑)」と即答。 「もし選ぶなら、ミリタリージープに乗ってみたいですね。砂漠を走っているシーンのイメージがわきますよ。 乗らずに見ただけでも外国に来みたいな気持ちになるし。ほら、横からダチョウが顔を出しそうじゃない(笑)」 なかなかお目にかかれないミリタリージープにすっかりイメージを喚起されたようだ。
「でも、スーパーカーも見るからにすごい。スーパーカーのなかではランボルギーニのカウンタックがいいな。 昔の車のはずなのに超未来的で、でもどこかレトロな味があって。高速道路で乗れたら楽しいだろうなぁ。 夢が広がっちゃいます(笑)」さらに展示スペースの一番奥にあった、 軍用車をベースにした車、ハマーH1を発見して「乗ってみたい!」と目移りは止まらない。 「いかつくでおもしろいよね。もし乗れるなら外国の雪山で走ってみたいですね」
そして、「ハマーを最初に見たとき、前に付いている煙突みたいなヤツ、あれを見て大きな車だから暖炉があるんだと思ってたんだよね(笑)」 とユニークなエピソードも飛び出してきた。 「ここの車を見ていると、なんだか昔のこともよみがえってくるんだよね、 車を見るだけで、昔に戻れるというか、こんな楽しみもあったんだ、って思いますよ」と楽しそうに語ってくれた。

様々なスーパーカーに興味津々の風間さん

1『ナイトライダー』に登場した車を、おなじトランザムをベースにフルカスタマイズ! 外観&内装とも劇中車そのままを再現。なんとちゃんとしゃべるんです!あの声で!

2ランボルギーニ史上でもっとも有名なカウンタック。風間さんいわく「未来的なデザインを 見ているだけでも楽しくなれる車」

3映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でタイムマシーンとして活躍したデロリアン。 映画のままの計器類に「未来に行けそう!」と楽しそうな風間さん

4『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に登場するデロリアンは、製作上の資料を徹底的にリサーチし、さらに実際に撮影に使われた車から外したパーツをできるだけ使用して、 こだわり抜いて製作された。映画の世界に引き込まれそうな迫力がある

5『マッド・マックス』のストーリーでは、車に劇的なパワーを与えた、スーパーチャージャー も再現。室内のボタンで稼動することも出来る

素材の味が生きている だからおいしいんだ

車をひと通り見て、落ち着いたところで料理が出てきた。 風間さんのオーダーは、ナポリタンとチーズケーキ。ナポリタンを注文したのは 「車を見て昔を思い出した」ちょっと懐かしいメニューを頼んでみたとのこと。 「トマトの味がきちんと出てるナポリタンだね。トマトケチャップのイメージが強かったけど、これは別物! トマトソースが全然違うよ」と、車だけでなくパスタの味にも感心しきり。 レストランで提供されるメニューは、素材にこだわったものばかり。風間さんがチョイスしたナポリタンも、 手作りのトマトソースに、出来る限りオーナーの自家菜園で作られた有機栽培の野菜を使用している。 さらに、お米は、新潟県南魚沼産の契約農家から、梅は紀州、鶏肉は地鶏の那須鶏など、 地元はもとより全国から選び抜いた素材を取り寄せているのだ。風間さんの本日の一番のお気に入りになったのが、デザートとのベイクドチーズケーキ。
「チーズがすごい濃厚!ん〜おいしい!ワインにも合いそう」と舌鼓を打ってかなり大きめの1カットをペロリ。 甘いものはそんなに食べないという風間さん。「でも素材のしっかりしたものは好きなんです、 次に来たときは2つくらいは食べたいですね(笑)」と健啖家ぶりを発揮してくれた。

カスタードプリン

チーズケーキとガトーショコラ

やわらかポークカレー

地鶏のパスタとナポリタン

6一番人気の「やわらかポークカレー」 (ドリンク・デザート付き1900円)ボリュームたっぷりのポークはとろける味わい。1日15色限定

7那須鶏を使った「地鶏の菜園風」(前菜・ドリンク付き1600円)野菜のみで丹念に育てた栃木県産の那須鶏と、季節ごとの旬な香味野菜をふんだんに使い、シチリア産海塩と、上品なオリーブオイルで仕上げた 味わい深いパスタ

8手作りトマトソースの柔らかなトマトの甘みが風間さんのお気に入り「ナポリタン」(前菜・ドリンク付き1300円)

9蔵王の大自然が育んだ鶏の滋養卵。その滋味豊かな風味がしっかり味わえる「カスタード・プリン」(ドリンク付き1200円)

10甘いものをそんなに食べない風間さんを「お持ち帰りしたい!」と言わしめた「ベイクド・チーズケーキ」(ドリンク付き1200円)

11濃厚なチョコレートにオレンジの風味が爽やか!「ガトーショコラ」(ドリンク付き1200円)

すっかりPSガレージを気に入ってくれた風間さん

「夢のある車ばかりだから、マニアじゃなくてもワクワクするよね」

那須PSガレージには、オリジナルのコースターを始め、他には無いような車のグッズが充実している。 特に注目したいのは、細かいところまでリアルに再現されたミニカーやユニークな車グッズを扱うことで人気があるオートアート社のアイテム。 07年早春より取り扱いがスタートし、豊富な品数が展示・販売されている。 風間さんも、リアルなミニカーを手に取って「大人が楽しめる、こだわりのあるおもちゃって感じだよね」と精巧な作りに興味津々。

那須PSガレージのコレクションがデザインされたオリジナルのコースターも、 「自分へのおみやげにいい!」と手にとってじっくり眺めていた。 風間さんは、スノーボードや温泉を目的に、年に1度は那須に訪れるという。 しかし、今まで那須PSガレージの存在は知らなかったそうだ。
「(那須は)東京からも近いし、高速道路が空いているじゃない、すごい来やすいですよね。 だからよく来るんですが、那須にこんないいところがあるって知らなかったんですよ。 ご飯も食べられるし。子どもに戻ったみたいな気分になれるし、本当に楽しい空間ですね。」

「また、ぜひ来たい」という風間さんに、次は、誰と一緒に訪れたいかを聞いてみた。
「男性でも女性でも、同じ年代の人と一緒に来たいですね。映画の話やスーパーカーをネタに、 子どものころの話で盛り上がれそうだし。でも、昔あった車だということを全然知らなくても、 これはもうワクワクするよね。夢のある車ばかりだから、子どもだって楽しめると思う」

最後に、今日の感想を聞いてみると、「外から見るとコンクリート打ちっぱなしの建物がドーンと建っているじゃない。 だから、広いところに点々としか車がないのかと思ったらズラッっと並んでいて、びっくりしたんだ。 一台一台を見ていくと、遊園地にきたような気分になって楽しかったですね」とのこと。すっかり那須PSガレージが気に入ったようで、 終始笑顔で語ってくれた。

PSガレージ外観

12風間さんが乗ってみたい車の一ひとつ、ハマーH1。軍用車をベースにしたハードな造りとデザインが お気に入りの理由

13オートアート社のミニカーに夢中の風間さん。「リアリティがあるよね〜」と話すときの表情は、まるで少年のよう

14『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に登場したデロリアン。ステンレスボディの質感に風間さんは 「超未来的!」とメタ惚れ

15日本でオートアート社のアイテムを取り扱う店はまだ少ないので、那須PSガレージはアイテムを 生で見られる貴重なスポット

ミニカー、ハマーH1、デロリアン、オートアート社の貴重なアイテム

【風間トオル】(かざま とおる)
1962年神奈川県生まれ。「メンズ・ノンノ」の専属モデルとしていい男ブームの火付け役となる。 映画「わが愛の譜・滝廉太郎物語」では日本アカデミー賞・優秀主演男優賞を受賞する。現在は、ドラマや舞台など、幅広いフィールドで活躍中。

この記事は、「るるぶ日光・那須・塩原 '07〜'08号」に掲載されています。

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