私がまだ高校生だった頃、渋谷の映画館で「マッドマックス」を見た時の衝撃は.、今で全く衰えることはありません。
疾走する黒い矢のような車体。唸るスーパーチャージャー。巻き上がるタイヤスモーク。
凄い!こんな車に乗れたら!夢と呼ぶにもおこがましい願望を持ち続け、いまや四捨五入で40才を数えるまでになってしまいました。
そして数年前にある自動車雑誌で、このインターセプターのリプロダクションが今も生産され、購入が可能である事を知りました。
早速調査!
国内のショップさんを通して発注が可能。条件の確認。しかし、100%納得できる状態では無かったので、一時断念。 そして2003年1月、原因不明のインターセプター熱が再発!ちょうど、ハマー仲間の1人が輸出入に強く、英語が堪能だったので、その人のところから、マッドマックス情報サイトを閲覧して、インターセプターの情報へ。ここぞと思えるリンクから、今回のプロジェクトの発注先である、ゴードン氏のサイトにたどり着いた訳です。そのとき私たちは、「きっと、ここは日本国内のショップさんの車を製作しているところだから、聞いても日本の代理店を通せと言われるよ。」と思ってました。しかし、聞くだけはタダ!とばかりに「日本でプライベートミュージアムをやっております。とにかく、自分の惚れぬいた車を集めて展示しています。バック・トゥー・ザ・フューチャーのデロリアンは手に入りました。後は、インターセプターがあればコレクションは一段と充実するのですが、わたしはこの車を入手することができるでしょうか?」
このメールを送信したときから、このプロジェクトはスタートしたのです。


この度は当サイトを見つけていただき、またお忙しい中、コンタクトを取っていただきまして、まことに有難うございます。

(お問い合わせの件ですが、)当方でお手伝いさせていただけるかと存じます。私自身、レプリカ製造を手掛けるようになって、はや20年が経ちます。当方のレプリカ車両は映画で使われていたものに全て忠実に制作されていて、スーパーチャージャーからホイール、インテリア、ポリス・サイレン、スポイラー類、エンジンはもとより、ギヤボックスや9インチ・デフ、そして使われているトラクション・バーまで正確に再現されています。つまりは、何もかもが映画「マッド・マックス」に映っていた通りなのです。

当方ではまた、車両を実際に運転できるようにも製作していますので、貴殿が普段は当方製作のインターセプターをご所有の展示場にお置きになるとしても、いつでも容易にそれを自動車ショーなどに自走で持って行ったり、ただ楽しみのために走らせたりすることもできます。当方の車両は、映画の中のものと全く同じ、実動可能なマッスル・カーに仕上げられるのです。

また、当方の各レプリカ車両に装着されているルーフ・スポイラーは、映画で使われた実車用のルーフ・スポイラーを手掛けた人が1982年に私の最初のレプリカ車両用に製作してくれたものと同じなのです。ですから、このパーツは、映画で使われた車両用のものを作ったオリジナルの成形金型に基づいて再現されているものなのです。

当方ではモンツァ・フロントエンド、排気系統、ルーフ・コンソール、リアトランク・スポイラー、フレアーなどを装着して車両を仕上げることによって、映画[マッド・マックス]向けに製作された実車の存在感と走行イメージをそのまま出しています。

当方では出来る限り新しいパーツを使用していますので、仕上がったレプリカ車両は、新品のXB Falconと同じ走りを見せてくれます。レプリカ車両のメカニカル・ワーク(機関や駆動系、足回りの製作)は、私の製作担当パートナーであるグラント・ホッジソンという者が手掛けております。彼は普段はBMWオーストラリアで有資格メカニックとして勤めております。

以上のように、当方ではあの有名なインターセプターの忠実なレプリカを製作することが出来ます。ただ、当方は企業としては非常に規模が小さいので、レプリカ車両の製作は受注してから開始することにしています。

このメールは当方からの最初の回答になりますので、私としては今回は余り詳細な事柄には触れないようにします。

レプリカの制作期間としては、適当なベースカーが確保できれば、その後12から16週間で完成します。制作期間には若干のばらつきがあると思いますが、これは当方で使っている下請け業者(鋳造業者や塗装業者など)の作業の遅れによるものです。

ご質問などございましたら、どのようなことでもご遠慮なくご連絡くださるようお願いいたします。

当方といたしましては、貴殿が本物にこだわる買い手だと考えております。そこで、ビデオシステムの形式(米国のNTSC方式、またはオーストラリアのPAL方式)をご指定いただければ、喜んで「Last Interceptor to Los Angeles」というビデオクリップのコピーをお送りいたします。この映像はホーム・メイド・ビデオですが、編集は本格的に行ないました。このビデオの中で扱っている車両は、ロサンジェルス向けインターセプターのレプリカですので、完成車両の品質についてかなり詳しいイメージを得ることが出来るでしょう。当方では今まで、米国向けにインターセプターのレプリカ車両を全部で5台製作いたしました。ですから、仕上げ品質についても、またこのユニークで珍しい車に関する知識にも確かな自信を持っております。

ご利用いただけるよう期待申し上げる次第です。/終わり


レポート2へ